ここでは、新しい業務円滑化ツールを提供している具体的なスタートアップ企業を紹介します。ビジネストレンド把握の役に立てていただけますと幸いです。
これまでのメッセージングサービスではリアルタイムであることが重要視されていましたが、現在では、あえて非同期作業を可能にするツールへの需要が高まっています。なぜなら、世界各地の人々を繋げるコミュニケーションサービスでは、時差の問題などもあり、リアルタイムであることの価値が見直されつつあるのです。そこで、即座の返信を求めるものではなく、議題に対しチーム全員でしっかりと共有・消化するコンセプトのツールが脚光を浴びつつあります。
■ノイズ避け、重要なものに集中できるよう通信を一元化するツール
Quill(https://quill.chat/)
‘nuffsaid(https://www.nuffsaid.com/)
Involve(https://www.involvesoft.com/)
Compose(https://compose.im/)
■チームや個人のメールエクスペリエンス改善するツール
Front(https://frontapp.com/)
Superhuman(https://superhuman.com/)
■リモートチームのために個人に対してあえて非同期通信を行うツール
Threads(https://threads.com/)
Yac(https://www.yac.com/)
/talk(https://slashtalk.com/)
在宅勤務やリモート勤務を行う人口が増えるにつれて、「バーチャルオフィス」の概念が出現、それを実現するためのツールが誕生しています。ここで鍵となるのは、チームと協力しつつも、自分自身が集中できる環境を提供できるかということです。リモート勤務が増えている現在、新しい課題として挙げられているのが孤独感への対応です。一人で集中したい際にはチームと一定の距離があることがプラスに働くかもしれませんが、それは時として孤独感を助長することもあります。そのため、孤立を解消するためにゲーム中のオープンマイクのように、各個人がそこにいる感覚を保つコミュニケーションツールが脚光を浴びているのです。
■仮想オフィスを作るツール
Spatial(https://spatial.io/)
■異なる場所で作業するチームメンバーであっても、一緒にオフィスに居る感覚を保ち、リアルタイムでの会話を可能にするツール
Teemly(https://teemly.net/)
Remotion(https://www.remotion.com/)
Pragli(https://pragli.com/)
■集中力を高めるためのツール
Motion(https://www.inmotion.app/)
Focusmate(https://www.focusmate.com/)
ZoomやSkypeなど、音声・ビデオ通話で圧倒的なシェアを誇るツールもありますが、このような市場シェアの大きいツールが万能というわけではありません。全社プレゼンのように多数に向けたもの、一対一での会話、小規模チームでの会議など、音声ビデオ通話ツールが使われる状況は様々であり、用途によっては、既存のツールに使いづらさを感じている消費者も多いのです。また、最近では単なる通話機能だけでなく、録音、文字起こし、注釈、翻訳などの追加ソリューションなど、かゆいところに手が届く新しいツールへの期待感が高まっているともいえます。
■スクリーン動画をブラウザ上で共有できるビデオメッセージングツール。会議にリアルタイムで参加できない場面などで重宝する。
Loom(https://www.loom.com/)
Standups(https://standups.io/)
■高度な画面共有などシームレスなリアルタイムコラボレーションによって、ビデオ通話エクスペリエンスを強化するツール
Fuze(https://www.fuze.com/)
Coscreen(https://www.coscreen.co/)
RemoteHQ(https://www.remotehq.com/)
■音声・ビデオ通話のデータを取得・分析し、そのデータを検索・共有・転記できるようにするツール
Chorus(https://www.chorus.ai/)
Otter.ai(http://otter.ai/)
Fireflies.ai(https://fireflies.ai/)
Grain(https://www.grain.co/)
■コードにリンクされた動画を作成する開発者向けのコード共有およびスクリーン録画ソフトウェア
GitDuck(https://gitduck.com/)
個人およびチームの生産性は、組織全体の生産性に直接影響を与えるものであり、効果的なタスク管理ツールの開発は数年前から続くトレンドとなっています。
■タスク管理を無理なく直感的に行うツール
Monday(https://monday.com/)
Asana(https://asana.com/)
Sunsama(https://sunsama.com/)
Todoist(https://todoist.com/home)
■製品開発チームを想定したツールタスク管理
Linear(https://linear.app/)
Cycle(https://cycle.app/)
productboard(http://www.productboard.com/)
企業にとって「生産性向上」は最大の課題であり、そのためにはフロントオフィスの業務に力を入れる必要があります。しかし、現実には、日々の事務作業に追われ、事業の根幹に関わる活動に取り組めないということが頻繁に発生しているのです。特に中小企業では、慢性的な人材不足に直面していることがよくあり、この問題を解決するためにもバックオフィス業務の負担を軽減する自動化ツールの需要が高まっています。
■給与計算の自動化
Payfit(https://payfit.com/)
Gusto(https://gusto.com/)
Rippling(https://www.rippling.com/)
■財務と簿記の自動化
Digits(https://digits.com/)
Pilot(https://pilot.com/)
■HRプロセスの自動化
Factorial(https://factorialhr.com/)
■キャップテーブル管理と資金調達管理の簡素化
Carta(https://carta.com/)
Seedlegals(https://seedlegals.com/)
■従業員からの要求を整理し、自動応対する
Back(https://backhq.com/)
オンラインイベントや会議は近年の新しい概念であり、関連ツールの開発を手掛けるスタートアップ企業が現在注目されています。特に、皆で食事の席に集まり、隣同士であるいはグループ全体で会話をすることのメリットが再評価され、それを仮想空間で再現するツールが生まれているのです。日本では飲みニケーションという言葉も生まれましたが、社内でのコミュニケーションが活性化されることで、業務効率の向上も期待できるでしょう。実際には参加者皆が別々の場所にいながらも、仮想空間上で隣の席の人を持つことで、近くの人と気軽に話をすることができる雰囲気を生み出します。
■プラグインを使用して、オンラインイベントを簡単かつ楽しく主催できるツール
Hopin(https://hopin.to/)
Run the World(https://www.runtheworld.today/)
Airmeet(https://www.airmeet.com/)
vFAIRS(https://www.vfairs.com/)
HeySummit(https://heysummit.com/)